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床下の湿気が気になると、見えない場所だけに不安になりますよね。カビ臭さや床のふわつきがあると、「シロアリも大丈夫かな」と心配になる方も多いです。
床下の湿気対策は、原因を見てから段階的に進めると失敗しにくくなります。この記事では、自分でできる確認方法から湿気を減らす具体策まで、手順で紹介します。シロアリが心配なときにプロへ相談したほうがよいケースもあわせてお伝えします。
床下の湿気対策は原因確認から始める

床下がジメジメしていると、何から手をつけるべきか迷いますよね。まずは、湿気がどこから来ているかを確認することから始めます。
床下の湿気は、主に次のような原因で起こります。
- 通気口まわりの風通しが悪い
- 地面から湿気が上がっている
- 水漏れや雨水の侵入がある
原因が違えば、合う対策も変わります。換気だけでよくなる場合もあれば、防湿シートや修理が必要な場合もあります。
湿気が多い床下で起きやすいこと
床下の湿気が多いと、カビ臭さが出やすくなります。木材も湿りやすく、傷みが進むことがあります。湿った木材や暗い場所は、シロアリが好む環境でもあります。湿気があるからすぐ被害になるわけではありませんが、床下環境を確認するきっかけになります。
自分で確認できるサイン
床下を直接見なくても、室内から気づけるサインがあります。
- 押し入れや畳がカビ臭い
- 床がふわつく、沈む感じがある
- 羽アリや木くずのようなものを見た
このような変化がある場合は、床下の湿気やシロアリを疑って確認しましょう。
ステップ1:床下の状態を安全に確認する
床下は狭くて暗いので、無理に入らないほうが安全です。まずは点検口から、見える範囲だけ確認します。ライトを使い、地面や木材、配管まわりを見ましょう。スマホで写真を撮ると、あとで見返しやすくなります。
見るべき場所
確認する場所は、次の3つに絞ると見やすいです。
- 地面が濡れていないか
- 木材に黒ずみや傷みがないか
- 基礎や木材の表面に細い線状の蟻道(ありみち)がないか
蟻道とは、シロアリが通る土の筋のようなものです。基礎や束、木材の表面に出ることがあります。
やめたほうがよい確認方法
床下に無理に入るのはやめましょう。狭い場所では、配線や配管に触れてしまうこともあります。また、シロアリがいそうだからといって自己判断で薬剤をまくのもやめてください。被害の範囲が見えにくくなり、正しい対処が遅れます。
ステップ2:床下の換気をよくする
湿気がこもっているだけなら、空気の流れを整えるだけで変わることがあります。家の外側からできる対策なので、まず試しやすいところです。
通気口まわりを片づける
通気口の前に物があると、床下に空気が入りにくくなります。家のまわりを歩いて、風の通り道をふさいでいないか確認しましょう。植木鉢・収納ケース・落ち葉などが風を止めていることがよくあります。通気口から少し離すだけでも、床下の空気が流れやすくなります。
換気だけでは足りないケース
床下が常に濡れている場合は、換気だけでは足りません。水たまりや強いカビ臭があるなら、別の原因が隠れていることがあります。蟻道らしき跡がある場合も同じで、湿気対策とあわせてシロアリ点検も考えましょう。
ステップ3:地面からの湿気を抑える
床下の地面が土だと、湿気が上がりやすくなります。この場合は、地面から上がる湿気を抑える対策を取ります。代表的なのが防湿シートと調湿材です。どちらも役割が違うので、状態に合わせて選びましょう。
防湿シートで湿気の上がりを抑える
防湿シートは、床下の地面に敷いて湿気を抑える方法です。すき間や破れがあると湿気が上がってきます。床下全体にきれいに敷くには、ある程度の作業しやすさも必要です。狭い床下や障害物が多い場合は、プロに任せると仕上がりが安定します。
調湿材を置いて湿気を吸わせる
調湿材は、床下の湿気を吸ったり吐いたりする材料です。軽い湿気対策として取り入れやすい方法です。ただし、水漏れや雨水の侵入がある場合は調湿材だけでは追いつきません。シロアリ被害が疑われる場合も、先に状態確認を行いましょう。
ステップ4:水漏れや雨水の侵入を確認する
床下が濡れているときは、どこから水が来ているかが気になりますよね。湿気ではなく、水そのものが原因のケースもあります。配管まわり、一部だけ濡れている場所、基礎のひびを確認しましょう。雨のあとに床下が湿るなら、外から水が入っている可能性があります。
配管の水漏れを疑うサイン
配管の近くが常に濡れている場合は、水漏れを疑います。いつ見ても同じ場所に水があるなら、早めに確認しましょう。濡れた木材が続くとカビや傷みにつながり、シロアリが入りやすい環境にもなります。
雨の日のあとに確認したい場所
雨のあとに湿気が強くなるなら、家の外側も確認します。雨どい・排水ます・家のまわりの傾きなどを見てください。雨水が基礎まわりに集まると、床下へ湿気が入りやすくなります。床下だけでなく、外まわりの排水も合わせて見ると原因を探しやすくなります。
ステップ5:シロアリが心配なときは早めに点検する
床下の湿気があると、シロアリまで心配になりますよね。羽アリ・蟻道・床の沈みが見えるときは、早めに点検しましょう。木材をたたいたときに空洞音がする場合も注意が必要です。
シロアリの種類や見分け方についてはシロアリとゴキブリの違いと対処法も参考にしてください。
湿気とシロアリを一緒に確認したいケース
次のような場合は、湿気対策だけで終わらせないほうが安心です。
- 羽アリを見た
- 床がふわつく
- 蟻道のような跡がある
この状態では、湿気の原因とシロアリの有無を一緒に見るほうがスムーズです。
自己判断で薬剤を使う前に状態を確認する
市販の薬剤を使えば安心、と考える方もいるかもしれません。ただし、見える場所だけ処理しても、奥に被害が残ることがあります。まずどこまで被害があるかを確認することが先決です。侵入口や被害範囲がわかると、合う対策を選びやすくなります。
ステップ6:プロへの依頼を考えるケース
自分でできることには限りがあるので、迷う場面もありますよね。次の状態なら、プロへの相談を考えましょう。
- 水たまりがある
- カビ臭が強く続いている
- シロアリのサインがある
床下は見えない部分が多く、原因を見落としやすい場所です。プロなら、湿気の原因・木材の傷み・シロアリ被害をまとめて確認できます。施工を決める前に、まず点検で状態を知るだけでも判断しやすくなります。
シロアリ駆除の費用相場については一軒家のシロアリ駆除費用の相場と目安も参考にしてください。
床下の湿気対策で避けたい失敗
せっかく対策するなら、遠回りは避けたいですよね。床下の湿気対策では、原因を決めつけないことがポイントです。
換気口を開けても地面から湿気が上がっている場合は改善しにくいです。水漏れがあるのに調湿材だけ置いても、根本的な解決にはなりません。シロアリが疑われる状態で自己流の薬剤処理をすると、被害の確認がしにくくなることもあります。
湿気対策は、次の順番で進めると整理しやすいです。
- 床下の状態を確認する
- 湿気の原因を探す
- 原因に合う対策を選ぶ
まとめ
床下の湿気対策は、まず原因を確認することから始まります。通気口まわりを片づけて換気をよくするだけで変わる場合もあります。地面から湿気が上がるなら防湿シートや調湿材を、水漏れや雨水の侵入がある場合はその原因を先に直しましょう。
羽アリ・蟻道・床のふわつきがある場合は、シロアリ点検も一緒に考えましょう。湿気を減らすことは、シロアリが好む環境を減らすことにもつながります。
害虫駆除業者の選び方が気になる方は害虫駆除業者の料金相場と選び方も参考にしてください。
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