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飲食店でゴキブリが出ると、頭をよぎるのはお客様への影響と保健所への対応ですよね。
焦る気持ちはわかりますが、1匹を追い回しても根本解決にはなりません。
発見した場所を記録し、食品を守り、清掃と侵入口対策を順番に進めることが先決です。
この記事では、飲食店でゴキブリが出たときの対処法をステップで解説します。自分でできる対策と、プロに頼むべきタイミングも整理しています。
厨房や客席で複数回出ている場合は、店内に巣や侵入口が残っている可能性があります。専門業者なら発生源の調査から再発防止までまとめて相談できます。
飲食店でゴキブリが出たらまずやること
見つけた直後は何から手をつければいいか、迷いますよね。
まず優先するのは「状況を記録すること」と「食品を守ること」の2つです。
発見場所と時間を記録する
どこで見たかを残しておきます。厨房、客席、トイレ、バックヤードなど、場所を具体的にメモしましょう。
見た時間や、営業中か営業後かも書いておくと役立ちます。同じ場所で何度も出るかどうかがわかれば、発生源の特定がしやすくなります。業者に相談するときにも、この記録が判断材料になります。
食品や食器をすぐ保護する
次に、食材と調理器具を守ります。開封中の食材は密閉容器に移し、ゴキブリが通った可能性がある食器や調理器具は使う前に洗浄します。
不安が残る食材は、無理に使わない判断も必要です。
死骸やフンを清掃する
発見した個体を処理したら、周辺も確認します。黒い点のようなフン、卵のような塊がないか、棚の裏や機器の下まで見てください。
清掃後は床や壁際を消毒します。食品や調理器具に薬剤がかからないよう注意しながら進めましょう。
飲食店でゴキブリが出やすい原因
毎日掃除していても出る理由は、ゴキブリの生態にあります。
飲食店はエサ・水分・隠れ場所の三拍子が揃った環境なので、対策なしでいるとかなり発生しやすい状態です。
生ゴミや油汚れが残っている
ゴキブリは少しの汚れでも繁殖できます。見落としやすい場所として次の3か所が多いです。
- グリストラップまわり
- 冷蔵庫や厨房機器の下
- ゴミ箱とゴミ置き場
営業後に床を掃除していても、機器の下に油汚れが残ることがあります。ここが発生源になるケースが少なくありません。
隙間や排水口から侵入する
ゴキブリは外からも入ってきます。ドアの下、配管まわり、排水口、搬入口は要注意です。
排水口にはふたやトラップを使いましょう。ドア下の隙間は、隙間テープやブラシで対策できます。厨房の壁際や床のひび割れも確認しておきましょう。
段ボールや資材に潜んでいる
仕入れの段ボールも要注意です。暖かくて隙間が多く、ゴキブリが潜みやすい素材です。店内に長く置かず早めに処分し、保管する場合も床に直置きしない形にしましょう。
自分でできるゴキブリ対策のステップ

まず自分たちでできることから取り組みたい、という方も多いはずです。
順番を決めて進めると、抜け漏れが減ります。
家庭向けの対策との共通点もありますので、ゴキブリ対策最強|家でできる再発防止の方法まとめもあわせてご覧ください。
ステップ1:清掃範囲を見直す
まず、普段の清掃範囲を見直します。床だけでなく、機器の下や棚の裏まで対象を広げましょう。毎日確認する場所を3か所に絞ると続けやすいです。
- 厨房の床と排水まわり
- ゴミ箱とゴミ置き場
- 冷蔵庫や棚の下
チェック表に記録を残すと、スタッフ間でも共有しやすくなります。
ステップ2:食品とゴミを密閉する
開封済みの食材は密閉容器に入れます。調味料や粉類も、袋のまま放置しないようにします。
ゴミはふた付きの容器で管理し、営業後はできるだけ店内に残さない形が理想です。水分のあるゴミは特に早めに処理しましょう。
ステップ3:侵入口をふさぐ
清掃と同時に、侵入口もふさぎます。配管の隙間はパテで埋め、排水口には網やふたを使います。ドア下の隙間も見落としやすい場所です。外とつながる場所から順に確認していくと、対策しやすいです。
市販の殺虫剤を使うときの注意点
すぐに薬剤を使いたくなる気持ちはわかります。ただ、飲食店では使う場所と使い方に注意が必要です。
スプレーは食品にかけない
厨房でスプレーを使うと、食品や食器に薬剤が飛ぶことがあります。使う前に食材と調理器具を片づけ、使用後は周辺をしっかり洗浄しましょう。
営業中にむやみに使うのは避けたいです。お客様の目に入ると不安感につながります。
ベイト剤は設置場所を記録する
毒餌タイプのベイト剤は、食品に触れない場所に設置します。お客様やスタッフが触らない位置を選びましょう。置いた場所はメモに残し、交換日も決めておくと管理しやすくなります。
何度も出るなら自力だけでは限界がある
市販品で見える個体は減らせますが、巣や卵が残ると再発します。同じ場所で繰り返し出る場合は、発生源が店内にある可能性があります。その段階では専門業者の調査を入れたほうが、原因に近づくのがずっと早いです。
保健所の立入検査と食品衛生法のリスク
ゴキブリが出ると、営業への影響も気になりますよね。
飲食店では、害虫対策も衛生管理の一部として見られます。
衛生管理の不備として指摘されることがある
保健所の立入検査では、厨房の清掃状態や害虫対策も確認されます。ゴキブリが出ている状態を放置すると、衛生管理の不備として見られることがあります。
食品衛生法の考え方では、害虫の侵入防止と防除は管理すべき項目として位置付けられています。
清掃・駆除の記録を残しておく
いつ清掃したか、どこで見つけたか、どんな対策をしたか。この記録があると、保健所への説明がしやすくなります。業者の報告書や施工記録も、衛生管理の資料として活用できます。
状況が悪いと営業への影響もある
ゴキブリが1匹出ただけで即営業停止になるわけではありません。ただし、食品への汚染や清掃不備が重なると話が変わります。
お客様からの苦情やSNS投稿が広がることもあります。信用を守る意味でも、早めに対処しておくほうが安心です。
業者へ依頼したほうがよいケース
自分で頑張っても止まらないときは、業者への相談を考えましょう。次のケースに当てはまるなら、早めに動いたほうが安心です。
厨房や客席で何度も見かける
同じ場所で繰り返し出る場合、近くに巣があるかもしれません。特に客席で出ると店のイメージに直結します。業者なら発生源を調べたうえで、飲食店の環境に合わせた対策を提案してもらえます。
フンや卵が複数見つかる
フンや卵が複数ある場合、すでに繁殖している可能性があります。見える個体だけ処理しても、巣が残ると再発します。薬剤の置き場所や施工時間も、飲食店の営業に合わせて調整してもらえます。
保健所への対応記録まで整えたい
保健所の確認が不安な方にも、業者への相談が向いています。施工記録や改善提案が残るため、衛生管理の説明がしやすくなります。「どこを直せばよいか」まで見てもらえると、再発防止にもつながります。
駆除費用の目安についてはゴキブリ駆除相場はいくら?費用と業者選びの目安もあわせてご覧ください。
ゴキブリ駆除業者を選ぶポイント
飲食店のゴキブリ駆除では、業者選びが再発の有無を左右します。特に確認したい3つのポイントをまとめました。
料金相場の詳細はゴキブリ駆除業者の料金相場と選び方で解説しています。
現地調査があるか
電話だけで料金を決める業者より、現地調査がある業者を選びましょう。発生場所、侵入口、厨房の動線まで確認してもらえます。原因を見ないまま薬剤を置いても再発しやすいです。
飲食店の対応実績があるか
飲食店では、食品や食器への配慮が欠かせません。営業時間外の施工や、においの少ない方法に対応できるかも確認しましょう。厨房・客席・バックヤードを分けて見てくれる業者だと、相談しやすいです。
再発防止まで提案してくれるか
駆除だけで終わらない業者を選びたいです。清掃方法、隙間の補修、ゴミ管理まで提案してくれると、再発のリスクをかなり減らせます。定期点検まで頼めると、出てから慌てる回数を減らせます。
ゴキブリを再発させない日常管理
一度駆除しても、環境が戻るとまた出ることがあります。毎日の管理を小さく続けることがカギです。
毎日確認する場所を固定する
営業後に見る場所を3か所に決めます。厨房の床・排水まわり・ゴミ置き場から始めると続けやすいです。担当者を決めてチェック表に残すだけで、意識がかなり変わります。
週1回の重点清掃日を作る
毎日は難しい場所は、週1回まとめて確認します。冷蔵庫の下、棚の裏、壁際などです。普段見えない場所に汚れや卵が残ることがあります。定期的に動かして確認しましょう。
月1回は記録を見直す
目撃記録や清掃記録を月1回見直します。同じ場所で出ていないかを確認し、再発があれば対策の場所がズレているかもしれません。その場合は業者に記録を見せて相談すると、原因の特定がしやすくなります。
まとめ
飲食店でゴキブリが出たら、まず発見場所と時間を記録します。次に食品と食器を守り、周辺を清掃しましょう。
自分でできる対策は、清掃範囲の見直し・食品の密閉・侵入口をふさぐの3ステップです。ただし、厨房や客席で何度も出る場合は業者への相談が近道です。
保健所の立入検査に備えて清掃記録や施工記録を残しておくと、衛生管理の説明がしやすくなります。
繰り返し出ているなら、専門業者に現地調査を依頼して発生源を確認してもらいましょう。
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