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お風呂に入った瞬間、もわっとカビ臭い。その匂いの正体は、見える黒カビだけとは限りません。
排水口のぬめり、換気扇のホコリ、浴槽エプロン内のカビが原因になっていることもあります。表面をきれいにしても匂いが戻るのは、手が届かない場所に汚れが残っているからです。
この記事では、お風呂のカビ臭い匂いの原因と、自分でできる掃除手順を解説します。掃除しても匂いが消えない場合の対処とプロに頼む目安も紹介します。
お風呂がカビ臭い匂いの主な原因3つ
カビ臭さは、湿気と汚れが合わさることで出てきます。皮脂・石けんカス・髪の毛・水あかが残ると、カビや雑菌が繁殖しやすい環境ができます。
壁・床・ゴムパッキンに残ったカビ
壁や床の黒ずみ、ゴムパッキンの黒カビがカビ臭さの代表的な原因です。ゴムパッキンは水分が抜けにくく、根を張ったカビが臭いを出し続けます。
見た目がきれいでも安心できません。床の細かい溝やドア下に、皮脂汚れや石けんカスが残っていることもあります。
排水口や排水トラップのぬめり
排水口のぬめりは、カビ臭さに加えて下水に近い匂いを出すこともあります。髪の毛・皮脂・石けんカスがたまるとぬめりが発生し、そこからカビが増えます。
ヘアキャッチャーだけでなく、排水トラップのフタ裏やカバー内側も確認してみてください。意外と汚れがたまっています。
浴槽エプロン内の汚れ
浴槽の横にカバー(エプロン)があるタイプは、内側にカビが広がっているケースがあります。湿気がこもりやすく、表面を掃除しても匂いが残りやすい場所です。
外せないタイプのエプロンもあるため、無理に触らないようにしましょう。すき間からカビ臭さが漏れてくることがあります。
匂いの発生場所をまず特定する
原因の場所が絞れると、掃除もスムーズに進みます。お風呂に入ったとき、どこで匂いが強いかを確認するところから始めましょう。
排水口の近くで強く匂う場合
排水口まわりで匂いが強いなら、ぬめりや髪の毛が原因のことが多いです。ヘアキャッチャーを外して汚れを確認してください。
排水トラップの水が少ない、または部品がずれていると、下水からの匂いが逆流することもあります。部品がきちんとはまっているかも見ておきましょう。
浴室全体がもわっと匂う場合
浴室全体がカビ臭いなら、湿気のこもりや換気扇の詰まりを疑います。換気扇フィルターやカバー表面のホコリを確認してください。
壁や床に目立つカビがなくても、ドア下や床のすみに汚れが残っていることがあります。匂いが全体的に広がっているときは、換気の状態から見直すと改善しやすいです。
浴槽の下や横から匂う場合
浴槽の横や下から匂うなら、エプロン内のカビが原因かもしれません。カバーのすき間から手を入れると分かることもあります。
外し方が分からない場合は無理に外さないでください。破損や水漏れにつながることがあります。
自分でできるお風呂のカビ臭い匂いの掃除手順

匂いの出やすい場所から順番に対処すると、原因を見つけやすくなります。掃除中は換気をしながら、ゴム手袋を使って作業してください。
手順1 換気して洗剤を使い分ける
まず窓を開けるか換気扇を回します。塩素系カビ取り剤を使うときは、とくに換気が必要です。
塩素系洗剤とクエン酸・酢・酸性洗剤は絶対に混ぜないでください。有害なガスが発生します。洗剤を切り替えるときは、水でしっかり流してから次を使います。
手順2 排水口の髪の毛とぬめりを取る
排水口のフタとヘアキャッチャーを外し、髪の毛を取ります。古い歯ブラシでぬめりをこすり、浴室用洗剤で洗いましょう。
排水トラップも外せる範囲で洗います。細かい部品は、元の位置に戻せるよう確認しながら進めてください。
手順3 壁・床・ドア下を洗う
壁や床は浴室用中性洗剤で洗います。黒カビが見える場所にはカビ取り剤を使い、ゴムパッキンは時間を置いてから流すと落としやすくなります。
ドア下やレールも見落としやすいポイントです。汚れが固まっていたらブラシで軽くこすってください。
手順4 換気扇フィルターを掃除する
換気扇フィルターにホコリがたまると換気が弱くなり、湿気がこもりやすくなります。フィルターを外してホコリを取り、水洗いできるタイプは洗って乾かしてから戻します。
水洗いできるかどうかは取扱説明書で確認してください。濡れたまま取り付けると、またカビが出やすくなります。
手順5 浴槽エプロンを確認する
浴槽エプロンが外せるタイプなら、中を確認します。黒カビやぬめりがあればシャワーで流して洗いましょう。
固くて外れない場合は作業を止めてください。ネジ固定や特殊形状の浴槽は、無理に外すと破損することがあります。
掃除しても匂いが消えない場合の対処
一度きれいにしても匂いが戻るなら、手が届かない場所に汚れが残っています。表面の掃除だけでは原因に届かないケースです。
エプロン内や換気扇の奥に汚れが残っている
浴槽エプロン内や換気扇の奥は、家庭で掃除しにくい場所です。ここにカビやホコリが残っていると、匂いが繰り返し出てきます。
換気扇の内部は分解すると戻せなくなることがあります。不安があれば、フィルターと外側のカバーまでにとどめましょう。
排水口の奥や配管に汚れがある
排水口を掃除しても改善しない場合、奥の配管に汚れが蓄積していることがあります。市販の洗浄剤で改善しないなら、詰まりも考えられます。
水の流れが悪い、ゴボゴボ音がするといった症状があれば、早めに専門業者へ相談してください。
黒カビが広範囲に広がっている
天井・壁・ゴムパッキンに広く黒カビがある場合、自分で対応しようとすると時間も体への負担も大きくなります。
無理に一日で終わらせようとせず、広範囲のカビにはプロのクリーニングも選択肢に入れてください。
プロの浴室クリーニングを頼む目安
次のどれかに当てはまるなら、プロに相談するタイミングです。
- 掃除しても数日で匂いが戻る:表面の汚れは取れていても、エプロン内や換気扇の奥に原因が残っている可能性があります。
- エプロンが外せない・奥が見えない:手が届かない場所の汚れは、専用道具を持つプロでないと対処できません。
- 換気扇や天井のカビが広がっている:高所や分解が必要な場所は、自分では安全に作業しにくいです。
プロの浴室クリーニングでは、家庭用の道具では届かない場所まで対応してもらえます。何度も匂いが戻るなら、一度クリーニングを依頼して根本から対処するほうが早いです。
カビ臭い匂いを再発させない3つの習慣
匂いが取れたら、できるだけ長くきれいな状態を保ちたいですよね。日々の小さな習慣が、カビ臭さを防ぐ一番の対策です。
入浴後に水気と汚れを流す
入浴後は壁や床に残った泡・皮脂をシャワーで流しましょう。最後に水(できれば冷水)をかけると、浴室内の温度が下がってカビが繁殖しにくくなります。
スクイージーで水気を切るとさらに効果的です。毎回完璧にやらなくても、続けやすい形で取り組めば十分です。
換気を続けて湿気を逃がす
入浴後は換気扇を1〜2時間回して浴室を乾かします。窓を開ける場合は、脱衣所に湿気が広がらないよう注意してください。
換気扇の稼働時間が短いと、湿気が残ったままになります。帰宅後や就寝前に確認する習慣をつけると管理しやすいです。
排水口のゴミをこまめに取る
排水口の髪の毛は使うたびに取るか、少なくとも週1回はヘアキャッチャーを洗いましょう。ゴミが少ないほど、ぬめりや匂いは出にくくなります。
月に1回、排水トラップのカバー内側まで洗うとさらに効果的です。手間は少なく、匂いの予防効果はかなり変わります。
まとめ
お風呂のカビ臭い匂いは、見えるカビだけが原因とは限りません。排水口のぬめり・換気扇のホコリ・浴槽エプロン内のカビも関係します。
まず匂いの強い場所を特定し、排水口→壁・床→換気扇フィルターの順で掃除してみましょう。それでも匂いが戻るなら、手が届かない場所に原因が残っています。
掃除しても改善しない場合は、浴室クリーニングのプロに相談してみてください。一括比較で費用や対応を見比べてから決められます。
エアコンのカビ臭い匂いが気になる方は、エアコンのカビ臭い匂いの原因と掃除法もあわせてご覧ください。
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自分で対処できる範囲か迷ったら、無理をせず早めに専門業者に相談してください。判断のポイントは記事内でまとめています。