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シロアリには、アリやクモ、鳥などの天敵がいます。「自然に食べられて減るのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、住宅の被害を考えると、天敵だけに頼るのは難しいです。シロアリは床下や壁の中など、見えない場所で動くからです。
この記事では、シロアリ天敵の種類と、自宅に被害が出ているかどうかを判断するポイントをまとめています。現在の状況を落ち着いて確認するのに役立ててください。
まず確認してほしい|業者に相談すべきサイン
「シロアリかも」と思うと不安になりますよね。天敵の話をする前に、まず次のサインがあるか確認してみてください。
- 家の中や窓際で羽アリを何匹も見た
- 基礎や床下付近に土の筋(蟻道・ぎどう)がある
- 床がフカフカする、建具が閉まりにくい
1つでも当てはまる場合、被害が進んでいる可能性があります。自分で判断しきれないときは、まず無料点検に対応した業者を確認してみましょう。
シロアリ天敵とは?代表的な生き物の種類
シロアリを食べる生き物は、実際にいくつかいます。代表的なのはアリ・クモ・鳥・カエル・トカゲ・ヤモリです。地上に出たシロアリや羽アリは、これらに食べられることがあります。
ただ、天敵がいるから家が守られるとは言えません。住宅内のシロアリは木材の内部や床下で活動していることが多く、天敵の目には届かないからです。
アリはシロアリの代表的な天敵
クロアリなどは外に出てきたシロアリを襲うことがあります。ただ、アリがいるから安全とは限りません。シロアリの巣全体をアリがなくすわけではなく、庭にアリが多くても家の中の状態は別で確認が必要です。
クモやカマキリも羽アリを食べる
クモやカマキリも、飛び出した羽アリを捕食することがあります。ただ、壁の中や柱の内部にいるシロアリまでは届きません。見えている虫が減っても、建物内部の被害が止まったとは言えない点に注意が必要です。
鳥・カエル・トカゲ・ヤモリも天敵になる
庭や外壁まわり、照明の近くで羽アリを食べる場面があります。ただ、住宅の被害を防ぐほどの働きは見込めません。食べる量に限りがあり、床下の奥まで入れないからです。天敵の存在は、自然界のバランスとして見るのがいいでしょう。
天敵がいても被害を防ぎきれない理由
天敵がいるなら放っておいても大丈夫そうに見えますよね。でも、家の被害は別問題です。
シロアリは木の表面ではなく内部から食べ進めます。外から見ただけでは気づきにくく、集団で暮らすため目に見える数匹が食べられても巣の中には多くの個体が残っています。
シロアリは見えない場所で増える
床下・壁の中・柱の内部など、暗くて湿った場所を好みます。室内で羽アリを見たときには、すでに近くに巣がある可能性があります。毎年のように出るなら、早めに確認したほうがいいです。
天敵は外に出たシロアリにしか届かない
天敵が食べるのは主に地表や照明まわりに出てきたシロアリです。家の木材内部にいるシロアリには届きません。そのため、天敵の存在を駆除の代わりにすることはおすすめしません。
被害レベル判定|自己対処・確認・業者相談の目安

どの段階で相談すべきか、迷う方も多いと思います。以下の表で今の状態を確認してみてください。
| 被害レベル | 状況の目安 | 取るべき行動 |
|---|---|---|
| 低(自己対処) | 屋外で数匹見た程度。家の中に被害サインなし | 掃除・湿気対策をして経過確認 |
| 中(確認・予防) | 羽アリを何度か見た。湿気や木材の傷みが気になる | 床下や水まわりを確認。予防を検討 |
| 高(業者相談) | 蟻道・床の沈み・木材の空洞音・室内で大量の羽アリがある | すぐに専門業者へ相談 |
中レベルなら床下・水まわりを一度確認したい段階です。高レベルなら自己判断せず、専門業者に相談したほうが安心です。
シロアリ天敵を見かけたときの判断ポイント
アリやヤモリを見かけても、それだけでシロアリ被害と決めつける必要はありません。ただし、羽アリや蟻道も一緒に見つかった場合は状況が変わります。
天敵だけを見た場合
庭や外壁でアリ・ヤモリ・クモを見ただけなら、過度に心配しなくて大丈夫です。ただ、湿った木材や古い木材が置かれている場合は片づけましょう。シロアリが寄りやすい環境を減らせます。
羽アリや蟻道もある場合
羽アリを何度も見る場合は、注意して確認したい状態です。特に室内で大量に見たときは、家の中から出ている可能性があります。蟻道を発見したら、写真を撮って業者に見せると状況を伝えやすいです。
シロアリのふんや被害サインについては【シロアリのふんの見分け方と対処法】も参考になります。
シロアリが疑われるとき、自分で確認できる場所
業者に頼む前に、自分で見られる範囲を確認しましょう。
玄関・浴室・洗面所まわり
水まわりは湿気がたまりやすいです。床がやわらかい・沈む・ドアが閉まりにくいといった変化を確認しましょう。浴室の入口や洗面所の床は特に傷みが出やすい場所です。
基礎・床下点検口の周辺
基礎まわりに蟻道がないか見てみましょう。土の筋のようなものが壁や基礎に伸びていたら要確認です。床下点検口がある場合は入口付近だけ確認を。暗い床下に無理に入ると、けがにつながることがあります。
窓際・照明まわり
羽アリは明るい場所に集まります。窓際や照明の下に羽が落ちていないか確認してみてください。同じ時期に何度も羽アリが出るなら、近くに発生源がある可能性があります。
こんな場合は専門業者に相談してください
自分で確認できる範囲には限界があります。以下の状況が続くなら、業者に点検を依頼したほうが安心です。
- 何度も同じ場所でシロアリや羽アリを見る
- 蟻道・木材の空洞音・床の沈みがある
- 市販の対策をしても改善しない
シロアリの被害は外から見えにくく、気づいたときには内部がかなり傷んでいるケースも少なくありません。早めに確認を依頼することで、修繕費用を抑えられることもあります。
シロアリ駆除の費用が気になる方は【シロアリ駆除一軒家の費用相場】を参考にしてください。害虫全般の業者選びについては【害虫駆除業者の料金相場と選び方】でも詳しく解説しています。
まとめ|シロアリ天敵はいても、家の安全は別で確認する
シロアリ天敵には、アリ・クモ・鳥・カエル・トカゲ・ヤモリがいます。ただし、天敵が食べるのは外に出た個体が中心です。
家の床下や木材内部で進む被害は、天敵だけでは止められません。羽アリ・蟻道・床の沈み・木材の空洞音がある場合は早めに確認しましょう。
不安があるときは無料点検を使って、状況を確認してもらうのが判断しやすくなります。
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シロアリ天敵の種類と被害サインの見分け方
自分で対処できる範囲か迷ったら、無理をせず早めに専門業者に相談してください。判断のポイントは記事内でまとめています。